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設計・開発支援

Design and Development Support

設計・開発支援

評価

評価の測定機器

製作したWGPの評価は、一般的には分光器で実施されます。

1枚目:SolidSpec 3700DUV(株式会社島津製作所)
2枚目:紫外可視近赤外分光光度計 UH4150(日立ハイテクサイエンス)
3枚目:高感度センサー、高ER偏光板(1:10,000 入射光用)

測定結果

以下の測定結果について、各項目ごとにまとめています。

  1. 透過率とER
  2. 均一透過性
  3. ピッチによる差
  4. 光軸

測定結果1.透過率とER

透過率とERの測定結果です。
※P=80nmのWGP

※測定協力:都産技研 海老澤様

測定結果2.均一透過率

均一性の評価結果です。

測定結果3.ピッチによる差

ピッチによる差のデータです。

※測定協力:都産技研 海老澤様

測定結果4.光軸

2光束干渉や長時間での描画となると、格子のラインの歪みが問題になります。

半導体露光装置においてはShotのローテイション(回転)成分が問題になりますが、Shotの配列精度が数μrad(数Arcsec)程度なので問題無いと思われます。

今回は、この検証計測を実施しました。

※基板の石英:オハラ製SK-1300を使用(t=1.0mm、光学研磨品 Ra≦0.5nm)
※測定協力:㈱オハラ・クオーツ様
※使用装置:複屈折計測機(ABR-100:ユニオプト㈱)、計測波長:633nm

測定結果のまとめ

  • 半導体プロセスをガラス基板に応用することで、SWSの量産対応が可能であることを示しました。
  • 半導体の先端技術のマルチパターンプロセスや繋ぎプロセスを導入することにより、波長の半分以下の構造体の大面積化の製作可能性を示しました。
  • 最近の光学シミュレーションソフトを用いれば、SWSの設計がより簡便になっていることを示しました。
  • SWSの評価結果を示し、デバイスの高機能性を示しました。